こんにちは。
人はなぜ治るのでしょうか?
1、自然治癒力
2、プラシーボ効果
3、未知の影響力(ハロー効果、ホーソン効果、ピグマリオン効果など)
4、治療効果
人間は、たとえ治療をしなくても自分で治す力を持っています。
治療はあってもなくても治る時に治ります。
治す力の邪魔をして慢性化させるの原因の一つが、
「心理社会的因子(ストレス)」と言われています。
プラシーボ効果の平均有効率は70%です。
もし、上記の成績を下回る治療であれば、治癒を妨害している事になるのではないでしょうか?
プラシーボ効果によって脳(側坐核)は活性化し、エンドルフィンやドーパミンを増加させます。
健常者14名を対象にPETとMRIで比較したところ、期待感はエンドルフィンを増加させることがわかりました。
2002年に「米国スポーツ医学賞」を受賞した有名な研究です。
変形性膝関節症の関節鏡手術と、関節内洗浄とプラシーボ群(手術をしたふり)を比較すると、2年後には痛みの差がありませんでした。
ランダム化比較試験(RTC)
臨床試験等において、データの偏りを軽減するために、被験者を無作為(ランダム)に「処置群(治験薬群)」と「比較対象群(プラセボ群)」に分けて評価を行います。
二重盲検法
プラシーボ効果(思い込み)を除去する為に、患者はもちろんそれを与える医師にも、どちらが薬効のある「被験薬」で、どちらが「プラセボ」かを教えずに、試験を依頼した第3者が評価を行います。
このように、試験の方法によってはプラシーボ効果の影響が考えられため、「ランダム化比較試験」よりも「二重盲検法」といった具合に、試験のエビデンス(科学的根拠)の信頼度が変わります。
「雨乞いをした」⇒「雨が降った」⇒「雨乞いが効いた」なんて話は誰も信じないでしょう。
しかし、「われ治療した」⇒「治った」⇒「ゆえに効いた」という『三た論法』には、いとも簡単に騙されてしまいます。
これは一般の方に限ったことではありません。医療関係者でさえ『三た論法』を鵜呑みにする傾向があります。 → TMSジャパンホームページより
テレビやインターネットの情報を鵜呑みにしてはいけません。
あおふじ整骨院では、スポーツや交通事故によって発生した慢性痛の治療も得意としています。
当院では、
施術は院長が行います。
予約優先制となっております。
交通事故のトラブル等には法律事務所をご紹介します。