従来医療現場で言われてきた小児の腰痛の考え方に対して、
近年は新たな考え方に変わってきています。
小児の腰痛はまれであり、重篤疾患の可能性が高いとの内容が多くの医学雑誌に記載されていました。
近年の研究では小児や青少年の腰痛は一般的であり、
小児における腰痛の訴えに関しては身体的因子よりも社会心理学的因子の影響のほうが重要であることを示しています。
成人の腰痛における重大疾患の可能性は1〜5%と低いのですが、小児ではどうなのでしょうか?
ワイオミング州スポーケンの病院に照会された、
腰痛のある265名の小児(平均年齢13.7歳)を対象に行った研究でも、
多くの症例は診断がつきにくいことが明らかになりました。
57%の症例では腰痛の明らかな原因を見出すことができませんでした。
(Combs and Caskey,1997を参照)
小児や青少年の腰痛も、成人と同様に非特異的腰痛(原因不明)が多いとの結果です。
腰痛ガイドラインでは、
重大疾患の可能性がなければ精密検査をしないように勧めていますが、
小児や青少年であっても危険信号を見落とさなければ過度な画像検査は必要ないとの考え方もできます。
当院で施術をしている患者さんにも、
小、中学生、高校生と様々ですが、
痛みが長引いているケースでは、
⚫︎ 学校の友達とうまくいってない。
⚫︎ 進学してからストレスがある。
⚫︎ 卒業して実家を離れた。
といったようなストレスを抱えている事があります。
子供の腰痛も心理社会的因子が関わっているといった上記の研究報告は、
当院に来院される子供さんの症状に当てはまる事が多いように思います。
あおふじ整骨院では、スポーツや交通事故によって発生した慢性痛の治療も得意としています。
当院では、
施術は院長が行います。
予約優先制となっております。
交通事故のトラブル等には法律事務所をご紹介します。