70代女性。
股関節と膝関節の痛みで来院されました。
何処へ行っても良くならず、病院で手術を勧められたとの事。
画像で関節の変化が見つかっても、それが痛みの原因とは限りません。
十分説明をしたうえで施術を開始しました。
来院されるたびに「歩くのが困難」、「家事も出来ないから夫がやってくれている」
などの訴えがあります。
3度目の来院時には、「腿の筋肉が痛くて歩くのが辛い」との事。
股関節と膝の痛みがなくなっていますが、本人は今の痛みに注目しています。
長引く痛みには、心理社会的因子が大きな影響を与えています。
そこで、このような内容を作成しました。
私から見た患者さんの変化です。
⚫︎寝返りができた
⚫︎整骨院までは歩いて通える
⚫︎足に力が入った
⚫︎股関節の痛みが少なくなった
⚫︎膝の痛みが少なくなった
⚫︎痛いのは筋肉だった(筋肉が良くなれば歩ける様になる)
⚫︎寝れるようになった(自律神経のバランスが良くなった)
良くなった事やできた事に注目する事が大切です。
こんな事も提案したいです。
⚫︎洗濯物を5枚干す
⚫︎料理を一品作る
⚫︎電車で一駅先に行く など…
🔵どんな小さな事でもいいので、できた事を評価する。
🔵できなかった事には注目せず、次の日や次回に回す。
ご主人がいろいろとやってくれるそうですが、
善意からくる配偶者の気遣いあふれる行為も症状を悪化させる要因です。
物事を悪い方に考えてしまう人は、
「痛みがあるから何もできない」、「 ⚪️⚪️できないのは痛いからだ」、
と思いこんでしまい、行動を制限したり家に閉じこもってしまう傾向にあります。
小さな事でもいいので行動をして、できた事に注目するように気持ちを切り替えていきましょう。
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あおふじ整骨院では、スポーツや交通事故によって発生した慢性痛の治療も得意としています。
当院では、
施術は院長が行います。
予約優先制となっております。
交通事故のトラブル等には法律事務所をご紹介します。