秋といえば「食欲の秋」ですが、
食べ過ぎて太る人がいる一方、
ストレスで太ってしまう人もいます。
以前、ストレスホルモンが増えると肥満になりやすいといった内容を紹介しました。
ストレスが身体に与える影響について、アニメーションで分かりやすく解説されているページがあったので今回リンクしておきます。
短期的なストレスであれば、
スポーツのパフォーマンスを上げたり、
危険を回避したりといったメリットがあるのですが、
ストレス状態が長期にわたると、身体に様々な悪影響をあたえます。
その一つが「肥満」です。
ストレスによって「コルチゾール」、「アドレナリン」、「ノルアドレナリン」といったストレスホルモンが放出されます。
コルチゾールが過剰に分泌されると、食欲を抑えられなくなったり、インスリンの働きを邪魔して脂肪が蓄積されやすくなります。
コルチゾールとは、副腎皮質から分泌されるホルモンです。
辛い食事制限や、きつい運動をやりすぎると次第にストレスがたまり、コルチゾールの分泌量が増えます。
コルチゾールはストレスに対応するために、脳のエネルギーを確保しなくてはなりません。
その方法として、貴重な筋肉を分解してブドウ糖に変え、血糖値を上昇させるのです。(糖新生)
そうすると、筋肉量が減って基礎代謝量がどんどん低下していき、脂肪が増えて太りやすい身体を作ってしまいます。
ダイエットを始めてしばらくの間は順調に体重が落ちていくのに、ある時を境に効果が出なくなってしまうことがあります。
人間は、食料が足りないなどの飢餓状態が続くと、エネルギーを身体にため込んで対応しようとします。
そうすると、食べる量は変わっていないのに、太りやすい身体の状態になってしまう訳です。
ここで、やっても効果が出ないからとダイエットを挫折してしまう人が多いのですが、基礎代謝量が低下しているため、食事料を元に戻した途端にリバウドしてしまうのです。
このように、ストレスになる程の過度なダイエットを続けると、太りやすい体質に変化して、その上飢餓状態を回避するためにエネルギーを節約する身体になってしまいます。
ダイエットを成功させるには、ストレスになる程に頑張りすぎたり、急激な体重減少を目指すことは避けた方が良さそうです。
あおふじ整骨院では、スポーツや交通事故によって発生した慢性痛の治療も得意としています。
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