5月の連休中は車で出かける機会も増えるため、交通事故も多く発生します。
当院にもゴールデンウィーク中に交通事故にあった患者さんが何人か来院されています。
交通事故で思い浮かべるのが追突事故や交差点での事故だと思いますが、駐車場での事故も多く発生するようです。
路上と比べて低速なので気を抜きがちですが、混み合っていて気持ちがあせっている時などに発生しやすくなります。
たくさんの運転操作と周囲の確認が瞬間的に必要となるためミスが生じやすく事故につながることがあります。
駐車場で発生する交通事故で比較的多いのが、ブレーキとアクセルの踏み間違いです。
高齢者に多いようなイメージがありますが、若いドライバーにも同じように起こるそうです。
最近の車はAT車がほとんどでペダルが2つしかありませんが、どうして踏み間違いによる事故が起こるのでしょう?
ペダルの踏み間違い事故が起こるのは、想定と反対方向に車が動いたことに気が動転してしまい、正しい操作に修正できなくなってしまうからです。
人間は想定外のことが起こると頭の中がパニックになってしまい、冷静な判断ができなくなります。
発信しようとしてアクセルを踏んだつもりが後進してしまうと、意図していない事態にあわててしまい反射的にアクセルを更に踏み込んでしまうことになります。
頭の中がパニックになっている状況では、こうした事を瞬間的に修正することはできません。
パニック状態では高齢者だけでなく若い世代でも冷静に判断できなくなってしまいます。
このようなヒューマンエラーによる事故を防止するために、様々な安全技術が開発され実用化されています。
衝突の危険を回避する自動ブレーキや、誤発進を判断してエンジンの出力を抑えるなどといったサポートシステムを装備した車が増えています。
しかし、このような装備はあくまでも運転者のサポートをするものであり完全に事故を防止できるものではありません。
運転中に話に夢中になったり、携帯電話の着信音に気をとられたり、急いでいたりするときにエラーは発生しやすくなります。
低速だからと油断せず、しっかりと周囲を観察し余裕を持った運転を心がけましょう。
院長のプロフィール ➡️ プロフィール
あおふじ整骨院は交通事故治療に重点対応
診療時間、料金、駐車場のご案内
⬇️
ご質問やご予約のご相談
⬇️
交通事故のトラブル等には法律事務所をご紹介します。