あなたは、スポーツなどの怪我で自分はもう正座ができないと思っていませんか?
実はほんの数週間前まで私もそう思っていました。
しかし、もう一生曲がらないと信念のようになっていた考え方を変えることができ、ここ数週間で劇的に症状が改善してきていることについて1症例としてご紹介します。
7年前柔道の練習中に左膝内側半月板を損傷。寝技の際体重100キロ超えの相手に上から責められ足で防いだ時に異変を感じた。
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左膝が外れたような感覚
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膝が伸びない
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その日は痛みなし
その日の痛みはほとんどなく歩行も問題なくできましたが、次の日には激痛のため足を引きずって歩くようになりました。
発生の仕方とロッキングの症状などから半月板損傷が考えられました。当時勤務していた整形外科の院長先生の意見も同様でした。
一月程で痛みはなくなり練習を再開しましたが、膝を曲げながら体重がかかるとロッキングしてしまい、その度に自分で整復していました。
代診で来ていた大学病院の先生に相談した時は、そんなにしょっちゅうロッキングするような半月板なら手術で取った方がいいと言われました。
痛みはないがしゃがめない、もちろん正座はできない状態が5年以上続いて、自分なりに筋トレやストレッチなどを試してこれ以上の改善は見込めないと思っていた頃、友人にアクティベータ施術をしてもらいました。
アクティベータは働きが低下した神経の流れを整え、身体の働きを良くする施術です。
2度の施術を受けた後にはしゃがめるようになりましたが、完全に体重を乗せたり可動域をこえて曲げようとすると、やはりロッキングしていました。
その時私の考えに、少しですが変化が出てきました。
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半月板が損傷していても、膝の機能が良くなれば曲がる角度は増える。
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損傷した半月板がある限りはそれが邪魔するため、限界がある。
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正座したければ手術しかない
上記項目の1番については新たな考えとして受け入ることができましたが、それ以上は望めないという強い信念は消えませんでした。
先日EFTセミナーに参加してきました。
EFTとはネガティブな感情を解放する心理療法の一つで、いろいろな問題に使うことができるテクニックです。
お互いにセッションをしていく中で私がクライアントになった時、膝の問題についてタッピングしてもらいました。
その時に横で見ていたインストラクターの先生に聞かれたことは、
先生「なぜ膝が曲がらないと思いますか?」
私「ちぎれた膝の半月板が関節に挟まるから」
先生「なぜそう思うんですか?」
私「曲げるとロッキングするし、エコーで損傷を確認しているから」
先生「そうするとなぜ曲がらないんですか?」
このようなやり取りだったと思います。
この時、自分の膝は絶対に曲がらない、専門家である自分の考えが絶対正しい、この思いを伝えるために必死に説明していました。
いつも私が患者さんを治療をしている時には、痛みが取れない理由についてその人自身の強い思い込みがある場合、その考えを修正するのに大変苦労する時があります。
ここで気づいた事は、相手のことは良く分析して冷静に見ることができているのに、自分自身のことについては強い信念やエゴが邪魔をしてよく見えていない。その信念やエゴがよい方向に向かうことを妨げているということです。
事実、EFTのタッピングをするたびに膝の可動域は増えていて今は正座が出来るようになりました。
私は昔から、少しの事には過剰に反応しない習慣がついているようです。
膝を怪我しても「正座くらいできなくても問題ない、大丈夫」と目を向けずに生活していたし、他にもたくさんの問題を無視してきたのだと思います。
これからはもっと自分に目を向けて大切にしてあげることで、様々な変化を引き寄せることが出来る自分を目指します。
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