現代はストレス社会。一般的には身体や心に影響を及ぼすストレスは悪者とされています。
ですが、ストレスは必ずしも悪ものとは限らず、人に良い影響を与えることもあります。
良いストレスと悪いストレスの違いは何なのでしょうか?
気が向かない仕事や面倒な人間関係など、身の回りには不快なストレスがあふれています。
人間がストレスを感じると、脳の扁桃体が興奮してストレスホルモンが分泌されます。交感神経の興奮が起こりノルアドレナリンが分泌されストレス反応が起こります。そしてこの状態が長引くと、胃潰瘍、高血圧、腰痛、肩こり、うつ病といった様々な病気を引き起こすことがあります。
これは悪いストレスと言えますね。
何かの目的を達成したい時や何かを手に入れたい時、このように目標が設定された時にはドーパミンが分泌されます。
ドーパミンは喜びに関係するホルモンで、目標を達成するためのやる気を起こしてくれます。
例えば、自分の望む資格を取得するために必死で勉強しているとき。勉強をする行為自体はストレスになりますが、合格した時のことを考えれば意欲がわき頑張ることができます。これは不快なストレスではありません。
このように自分の目的のために頑張る時など、意欲的に頑張っている時に生じるストレスの場合にはストレス反応は起きません。
これは良いストレスと言えます。
自分の意思で目標に向かって意欲的に取り組んでいるときには、脳が快と判断してドーパミンが分泌されストレス反応は起こりません。
ところが、親や先生に言われてイヤイヤ勉強をやらされているようなときには、ノルアドレナリンが分泌されてストレス反応が生じてしまいます。
つまり、同じ物事でもネガテイブにとらえるとストレス反応が起こりますが、ポジティブにとらえることができれば良いストレスとして自分を成長させることにつながります。
日常生活をおくっている限りストレスを避けることはできません。しかし物事のとらえ方を変えることでストレスを良いものととらえることができれば、自分にプラスにすることができます。
ストレスは人が成長していくためには欠かせないものであり、気持ちが前向きか後ろ向きかで人生が大きく変わってくると言えます。(参考文献 有田秀穂著 〝「脳の疲れ」がとれる生活術〝)
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