ひと昔前とは生活様式が大きく変わり、昼夜が逆転した生活や、パソコン、スマートフォンの普及、残業で深夜の帰宅などによって、人の心や身体はいつも緊張状態となっています。
心身の緊張により心に余裕のなくなった現代人は、いつも疲労を感じていたり、イライラする事が増えてきていると言えます。
何でもないようなことにイライラしたり、心ない言葉に傷つき悲しくなったりとストレスや疲れはたまる一方。
このような状態が日常化すると、気持ちが落ち込んだり、原因不明の身体的な症状が現れます。
心を落ち着け、毎日をポジティブに過ごすためにはどうしたらよいのでしょうか?
「幸せホルモン」とも呼ばれている、セロトニン、オキシトシンなどのホルモンが分泌されると、心を安定させストレスを受けながす効果があることで注目されています。
セロトニンが分泌されると、睡眠の質がよくなり幸せを感じやすくなります。
セロトニン神経を活性化させるには、
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日光を浴びる
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リズム運動をする
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家族や友人、仲間との交流
などが良いとされています。
オキシトシンは女性が分泌して、出産や母乳の分泌に関わっていることが知られていました。しかし近年の研究では、年齢や性別に関係なくオキシトシンは分泌され、心の状態にも大きく関係していることが分かってきました。
オキシトシンの効果としては、
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幸福感を得られる
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人への信頼感が増す
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血圧の上昇を抑える
などがあり、大変注目されてきています。
同じ物事や状況でも、それに対してイライラしたり不安になる人もいれば、特別な感情が伴わず受けながせる人がいますね。
その一つの要因は、物事の考え方や捉え方違いだと思います。
例えば、職場の人や家族と意見が食い違った時、「絶対に自分が正しい、あの人の考えが間違ってる」とイライラすることがあると思います。
このような事を引きずってしまい、何日も前の事を思い出し嫌な気分が続くこともあるでしょう。
ただ、いくら頭の中で自分が正しいと考えても、それが相手に伝わりその考えを変えることはできません。その変らぬ態度にまたイライラしてしまうという悪循環が続いてしまいます。
大切なのは、人それぞれ生きてきた環境も違うし考えが違って当然とまずは受け入れることです。
相手の意見が自分と違っていても、「自分はそう思わないけど、そんな考えもあるんだな」と割り切ることができればそんなに腹も立たず、引きずることもないかもしれません。
夜型の生活や睡眠不足、日常のストレスで心や身体は疲れてしまいます。このような生活が日常化すると、疲れが取れない、眠りが浅く朝起きられないといった問題を抱えるようになります。それが高じると、ホルモン系や自律神経系に影響を及ぼし、原因不明の身体的症状が生じたり、キレやすい、うつ症状といったことも起こります。
ストレスを受けながし、気分を安定させるために必要とされる事は、日光を浴びて軽い運動をすることです。セロトニン神経が活性化し心身の疲れを癒してくれます。
また、近年注目されている瞑想も様々な研究でその効果が示されています。瞑想にはストレスホルモンを減らし脳の働きを活性化する効果があります。
運動や瞑想がいいと分かっていても中々やる気が起きないという人もいるかもしれません。人は環境の変化が苦手なので、新しいことを始めようと思ってもうまくいかないことがあります。
そんな時は、いきなり大きなことを成し遂げようと思わず、まずは瞑想を1日1分、ウォーキングを5分でもいいので少しずつでもやってみることが大切です。まずは小さなことでもやり遂げた達成感を味わってみて、少しずつ増やしていくとうまくいくものです。
疲れが取れず気持ちが落ち込んでしまう…そんな体の異常や変調を感じたら早めに対処することをお勧めします。
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