最近高齢者による交通事故のニュースが増えています。
昨日16日のニュースによると、川越市のスーパーに81歳男性が運転する車が突っ込んだそうです。
相次ぐ高齢ドライバーによる事故防止をめぐり、国が本格的な対策に乗り出したという内容の報道でした。
その一方でドライバーの急病発生時に車を自動停止させる新技術についてのニュースもありました。運転手の姿勢や視線、ハンドル操作、心拍数からシステムが検知し、自動的に減速、停止させるものです。
このように安全装備の技術は年々進化していますが、安全確保の面からみてどこまで人間のサポートが可能なのでしょうか?
車の自動化で最も身近な例は自動変速機でいわゆるオートマ車です。
現在ではほとんどの乗用車はオートマで、マニュアル設定のある車種は少なくなっています。
オートマ車はあくまでもギヤチェンジを自動でやってくれるだけで、操作ミスがあればたちまち事故につながります。ブレーキとアクセルの踏み間違えがオートマ車で多発している事から、安全面に関してプラスとは言えないようです。
自動ブレーキ装着車は前方の車や人を認識し、警報音で危険を知らせたり自動ブレーキで追突を回避したりすることができます。
非装着車と比較すると事故率が低くなるというデータもあり事故防止効果が認められ、今後は自動車保険の保険料割引制度を導入できるようになるようです。
自動車事故のほとんどは人的要因で発生し、ドライバー個人の責任を問われます。これから様々な安全装置が装備されるようになっても、それがすぐに安全確保につながるかは分かりません。
少なくても現状では自動車の安全性能が進歩していても、それを扱う人間のミスによって交通事故発生の可能性は高まることを理解し、安全レベルの高い運転をすることが大切といえます。
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