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やるのが先、やる気は後からついてくる


「運動不足なのは分かっているけど忙しくて運動する時間がない」

「やる気がでなくて家事にとりかかれない」


というように、やりたいことがあるけれど、モチベーションが上がらず作業に取りかかれないまま、


時間だけが過ぎてしまったなんて人は多いと思います。


あなたはこのような時、「やる気が出るまで」待ちますか?


「やる気」はいつまで待てばやってくるのでしょうか?


実は、この「やる気」は、待っているだけではいつまでたっても湧いてきません。


人は、自分の意思でやると決めて行動しているように思っているのですが、違います。


やる気 → 行動  ではなく、

行動 → やる気


が正解です。(好きなこと、ワクワクすることはすぐにできます)



やる気を起こすにはドーパミンを利用する

あなたにも、やる気がでなくてなかなか取りかかれなかった掃除が、はじめてみたら止まらなくなり、予定になかったところまで片づいてしまったなんて経験はありませんか?


まったくやる気の起きなかった作業でも、やり始めてみると段々と気分が乗ってきて、やる気が出てくることを「作業興奮」といいます。


脳内報酬系と呼ばれる「側坐核」が活動を始めればやる気が起きます。


ただし、この側坐核はある程度の刺激があってはじめて活動を始めるのです。


そして、そのきっかけとなる刺激が、「とりあえずはじめる」こと。


とりあえずでもはじめることさえできれば、脳内報酬系が働き、ドーパミンが分泌されることでやる気がでてきます。


しかし、この「とりあえずはじめる」ことさえ困難なのが人間です。


気が進まないことを始めるにはコツが必要で、それにはやることのハードルをどんどん下げていくことです。



その具体的な方法については、また今後書いていこうと思います。