人に見られてる気がする…
笑われてる気がする…
噂されてる気がする…
こんなふうに、いつも周りの目を気にしてしまう人がいます。
その気持ちとしては、不安だし、怖くて…
どうしようもなくシンドいものです。
このような人は、他人に認められたいと思っているけど自分に自信がなく、
頭の中では、あることやないこと、余計なことまで考えてしまいがち。
この記事を読むことで、
「なぜ人の目を気にしてしまうのか」の理由が分かり、
その時の思考はただの妄想なんだと気づけるようになるはずです。
そして、これまでの思考の癖を修正する方向性を、見つけるきっかけにしていただけたら嬉しいです。
なぜ人の目が気になるのか
①妄想が膨らむから
②自分に自信がないから
③自分の評価が気になるから
内容はこの3つ。
では早速、進めていきます。
①妄想が膨らむから
実際には誰も見ていないのにです。
外からの見た目では、他人が何を考えているかなんてわかりません。
もしあなたが、「相手の気持ちが分かってしまう」というのなら、それらは妄想です。
②自分に自信がないから
その上、周りの人と自分を比べてしまうと、自分がダメな人間に思えてきます。
これでは自信なんて持てません。
他人の持っている能力や行動ばかりを見て自分にないことを悔やむより、自分の持ち味や特徴をいかしていったほうが、絶対にいいのです。
これを言ったら悪いかも…
笑われてるかも…
これでは自分じゃ何も決められなくて、自信喪失。
「こんな自分ではダメ」と落ち込むばかりです。
③評価が気になるから
-
評価が落ちる
-
ガッカリさせる
-
失敗したくない
-
会話がつまらないと思われる
-
空気が読めないと思われる
このような気持ちがあるかもしれません。
あまり考えすぎると疲れてしまうし、気分も落ち込みます。
余計な事は考えず、自分の思うように行動しましょう。
人の目を気にしない3つの対処法
少しずつ練習を重ね、自信をつけていきましょう。
-
妄想に気づきましょう
-
自信をつけましょう
-
どう思われても構わない
1.妄想に気づきましょう
-
人は本心を言っていない
-
悪気とは限らない
-
肯定的に見る
それでは順番に解説していきます。
人は本心を言ってない
言ってることや行動と、本心とは違いますからね。
「元気?」と質問したら「元気だよ」と返ってきますが、本当は疲れてストレスフルで、
もう限界かも知れなくて、
心配させたくない一心で、本心を隠しているのかもしれません。
あなたもそうではないですか?
そうだとしたら相手も同じで、本当の事は言わないでいるのかもしれません。
まずはそこに気づきましょう。
悪気とは限らない
「早く結婚しなさい」と言われてイラっとした時、「私のことなんて何も分かってない」なんて思ってしまい、
怒りや悲しみの感情が湧き上がります。
でもその言葉の裏には、「我が子に幸せになってほしい」という、親心があるのかもしれませんよね。
上司が厳しく接してくるのも、「早く仕事を覚えて一人前になってほしい」
のような気持ちがあるのかもしれません。
ネガティブに発してる言葉、全てに悪気があるとは限りません。
肯定的に見る
しかしながら、ネガティブな視点で物事を見て対応していると、相手につらく当たってしまいがちです。
そうすると、こちらにも厳しい反応が返ってきて、「やっぱり自分は嫌われている」のような考えが浮かんでしまいます。
逆に、ポジティブな視点で見つつ行動すれば、返ってくる反応もポジティブなものになるはずです。
2.自信をつけましょう
少しずつ練習をしていきましょう。
まずは、
-
断ってみる
-
頼んでみる
この辺から始めてみるのをオススメします。
断ってみる
自分の仕事が残っているのに引き受けてしまったりすると、もういっぱいいっぱいです。
そこで、「自分の仕事がまだ残っているので、今回は引き受けることができない」ときっぱり断りましょう。
案外、すんなりと受け入れてくれるものです。
気の進まない飲み会やイベントなどに誘われた時も同様です。
はっきりと断るようにしましょう。
頼んでみる
「ちょっとそれ取ってくれる?」
のような、ハードルの低いことから人にお願いしてみます。
立ち上がれば自分で取れますが、相手の方が手の届くところにいるのなら、嫌な顔をせずに取ってくれるはずです。
こんな具合に「これくらいまでならやってくれる」がわかってきて、
「やってもらえた」のような成功体験が積み重なると、自信になります。
どう思われても構わない
そうではなく、「どう思われても構わない」と思えたら、気持ちはラクです。
-
全員に好かれる事はない
-
ガッカリは向こうの勝手
これらは、人の目を気にしないコツです。
全員に好かれる事はない
たとえば教室の中に10人がいたら、
あなたのことが好き → 2人
あなたのことが嫌い → 2人
別に普通 → 8人
これくらいの割合ではないでしょうか。
それなのに、10人全員に好かれようとして、違う自分を演じながら振る舞えば、
どう見られているかが気になって疲れてしまいます。
素の自分を出していても、2、3人くらいはあなたのこと好きでいてくれるはずなので、それで良しとしましょう。
ガッカリは向こうの勝手
周りの人があなたに期待するのもその人の勝手、ガッカリするのもその人の勝手です。
だから、ガッカリさせてもいいんです。
「期待してたのにガッカリさせやがって」なんて怒ってくるような人がいたら、全てナンセンスと切り捨てる。
相手が考えを改めるべきです。
自分のスタンスを貫きましょう。
まとめ
今日すれ違った人のことを、次の日まで覚えていることなんてないですからね。
超タイプとか、いつもすれ違うなど、よほど興味があれば別ですが、そっちの方が稀です。
とはいえ、いつも他人を観察し相手の心を読もうとする人もいて、
相手も同じくそうだと思うと、自分も見られてる気がしてしまいます。
でも、相手の心を観察してもメリットなし。
無駄なエネルギーを消費して疲れるだけです。
自分が人のことを気にしなくなれば、周囲の目も気にならなくなるものです。