ショックな出来事や、深い悲しみの中にいる時、
「心が痛む」のように表現されることがあります。
「心の痛み」とは一体なんなのでしょう?
「心身一如」」という言葉があって、
「肉体と精神は一体のもので、分けることができない」ということを示しています。
つまり、心理的ストレスと身体の痛みは、脳にとっては同じ痛みなのです。
これまでの経験の中で思い当たる人も、そうでない人もいると思いますが、
この記事の中で、
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心の痛みとは何か
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ネガティブな感情が痛みを強くすること
これらについて解説していきます。
心の痛みと肉体的痛み
このような研究があります。
3名でキャッチボールをするコンピュータゲームを作成し、
ある時から自分に全くボールが来ない。
つまり、急に自分だけが仲間外れにされた設定にします。
患者さんの中には、ストレスによる痛みを抱えている人も多く、
ただその見極めは難しいものです。
そして、体の痛みと心の痛みどちらも、
痛みの理由の見極め
どちらかに注意が向く
不満のパターン
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痛みがあるから全てうまくいかない
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家事ができない
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出かけられない
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どこに行っても良くならない
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寝られない
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日常のストレス
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対人関係
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家庭の問題
まとめ
そして、体が痛ければ気分が落ち込み、気分が落ち込むと痛みが強くなるという関係もあるのです。
そのことをしっかりと理解して、痛みが長引きなかなかよくならないときには、
自分の心の状態にも目を向けて、様々な原因の可能性を考えることが大切です。